びわ湖マラソン,2日後。
昨日の時点では,全身に痛みがあり,筋肉痛と坐骨神経痛の見分けがつかず。
今朝の時点で,筋肉痛が多少落ち着いてきたようで,右下半身の坐骨神経痛が明確になってきた。
右下半身の痛みは,びわ湖マラソンの8日前のハーフ走後に生じた痛みをもっと酷くした感じ。
負荷の高いランの後は,右下半身の痛みが増強する,というのは間違いなさそう。
とりあえず,未だ跛行状態で,走れず。
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びわ湖マラソンの備忘の続き。
午前8時20分,スタート!
並んでいたのはAブロックの真ん中あたりだったと思うけど,スタートロスは46秒(公式記録)。
とりあえず,何も考えず身体の動きに任せていく。
序盤は混雑しているので,無理はしない。
最初の1kmは5分ぐらい。
その後,無理のない範囲の上限のペースという感じで走っていくと,4分30秒/kmぐらいまでペースが上がった。
このペースまで上がると右下半身の坐骨神経痛が主張し始めたけど,我慢できるレベル。
身体の動きに任せた結果,4分30秒/kmぐらいのペースがちょうどよいみたいで,このペースで落ち着いた。
思っていたより速いペースで走れていて,自分でも意外。
朝食後に摂取したロキソプロフェン錠の効果で,多少なりとも坐骨神経痛が抑えられているせいか。
後が怖いけど,まあしょうがない。
結局,18kmぐらいまでは特に意識することもなく4分30秒/kmぐらいのペースで推移。
ところが,全く同じ感覚で走っているのに,18kmあたりから徐々にペースダウンしてきた。
左足裏に痛みを感じ,悪化しないよう,力の入れ方を工夫しながら走る。
終わったかな?と思いつつ,特にペースを上げる努力はせず,身体の動きに任せて走る。
この辺で,AN_DOを摂取。
賞味期限が切れているけど,自己責任。
相変わらず,美味しくて飲みやすい。
ペースダウンしたものの,5分/kmペースまでは落ちずに推移。
25kmぐらいで追い越された男性ランナーが,軽いフォームでとてもいい感じで走っているように見えたので,なんとなくついて行ってみる。
そうすると,ペースが再び4分30秒/kmぐらいまでアップ。
すぐに辛くなってついていけなくなるかと思っていたけど,意外にもついていけている。
なんか復活してきた。
これまでのフルマラソンでは,一度ペースダウンするとそのままずるずるとペースダウンしたことしかなかったので,初めての感覚。
26km付近,ゴール横を通過。
まだいけそうなので,やめずに走り続ける判断。
こうなったら,何とか最後まで走り切ろうと覚悟を決める。
軽いフォームの男性ランナーの前に出る。
28kmあたりで,ガーミンの1kmのラップが4分20秒ぐらいを記録。
でも,30kmぐらいまでくると,さすがに脚がきつくなってきた。
左足裏の痛みは治まってきたけど,今度は右足首に痛みを感じ始めて,これも気を付けながら走る。
脚の動きが悪くなって,ペースダウン。
でも,残り12kmなら何とかゴールまではいけるかな,と思い始める。
これまで出場したフルマラソンでDNFの経験はなく,全て4時間以内では完走できている。
今回はDNFや4時間オーバーを覚悟しての出走だったけど,少し希望が見えてきた。
身体は辛いけど,精神的には割と元気。
残り10km以降は,1kmごとに残りの距離のカウントダウンが表示される。
35km手前で折り返して,SGホールディングスグループ陸上競技場のエイドで近江牛のローストビーフをゲット。
周囲のランナーで近江牛をゲットしているのは自分だけだった。
もうあとは走るごとにゴールに近づいていくだけ。
腰回りが固まって下半身が動かなくなってきているけど,両腕を振って下半身を無理やり動かす。
残り距離と時間を計算。
5分/kmをキープすれば,3時間20分以内でいけそう。
走る前はもし完走できそうならサブ4できたらいいなと思っていたのに,サブ3.5が見えてきた。
とはいえ,下半身がどうにもこうにも動かなくなってきて,5分/kmキープも厳しくなってきている。
残り3kmが長い……。
周囲の他のランナーとの関係では,抜くのと抜かれるのが同じぐらいか?
いや,ちょっと抜かれるほうが多くなってきたか?
早くゴールしたいから必死に腕を振って下半身を動かそうとするけど,下半身はもう石のようになって動いてくれない。
烏丸半島に入り,残り1kmをきった。
しかし,なかなかゴールゲートが見えない,と思って右に曲がったら,すぐそこにゴールが。
最後,振り絞ってゴールゲートをくぐった。
もう少し続きます。