過活動日誌

50代おっさんの過活動記録

2024年3月12日(火)びわ湖マラソン備忘2

びわ湖マラソン,2日後。

昨日の時点では,全身に痛みがあり,筋肉痛と坐骨神経痛の見分けがつかず。

今朝の時点で,筋肉痛が多少落ち着いてきたようで,右下半身の坐骨神経痛が明確になってきた。

右下半身の痛みは,びわ湖マラソンの8日前のハーフ走後に生じた痛みをもっと酷くした感じ。

負荷の高いランの後は,右下半身の痛みが増強する,というのは間違いなさそう。

とりあえず,未だ跛行状態で,走れず。

 

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びわ湖マラソンの備忘の続き。

 

午前8時20分,スタート!

並んでいたのはAブロックの真ん中あたりだったと思うけど,スタートロスは46秒(公式記録)。

とりあえず,何も考えず身体の動きに任せていく。

序盤は混雑しているので,無理はしない。

最初の1kmは5分ぐらい。

その後,無理のない範囲の上限のペースという感じで走っていくと,4分30秒/kmぐらいまでペースが上がった。

このペースまで上がると右下半身の坐骨神経痛が主張し始めたけど,我慢できるレベル。

身体の動きに任せた結果,4分30秒/kmぐらいのペースがちょうどよいみたいで,このペースで落ち着いた。

思っていたより速いペースで走れていて,自分でも意外。

朝食後に摂取したロキソプロフェン錠の効果で,多少なりとも坐骨神経痛が抑えられているせいか。

後が怖いけど,まあしょうがない。

結局,18kmぐらいまでは特に意識することもなく4分30秒/kmぐらいのペースで推移。

ところが,全く同じ感覚で走っているのに,18kmあたりから徐々にペースダウンしてきた。

左足裏に痛みを感じ,悪化しないよう,力の入れ方を工夫しながら走る。

終わったかな?と思いつつ,特にペースを上げる努力はせず,身体の動きに任せて走る。

この辺で,AN_DOを摂取。

賞味期限が切れているけど,自己責任。

相変わらず,美味しくて飲みやすい。

ペースダウンしたものの,5分/kmペースまでは落ちずに推移。

25kmぐらいで追い越された男性ランナーが,軽いフォームでとてもいい感じで走っているように見えたので,なんとなくついて行ってみる。

そうすると,ペースが再び4分30秒/kmぐらいまでアップ。

すぐに辛くなってついていけなくなるかと思っていたけど,意外にもついていけている。

なんか復活してきた。

これまでのフルマラソンでは,一度ペースダウンするとそのままずるずるとペースダウンしたことしかなかったので,初めての感覚。

26km付近,ゴール横を通過。

まだいけそうなので,やめずに走り続ける判断。

こうなったら,何とか最後まで走り切ろうと覚悟を決める。

軽いフォームの男性ランナーの前に出る。

28kmあたりで,ガーミンの1kmのラップが4分20秒ぐらいを記録。

でも,30kmぐらいまでくると,さすがに脚がきつくなってきた。

左足裏の痛みは治まってきたけど,今度は右足首に痛みを感じ始めて,これも気を付けながら走る。

脚の動きが悪くなって,ペースダウン。

でも,残り12kmなら何とかゴールまではいけるかな,と思い始める。

これまで出場したフルマラソンでDNFの経験はなく,全て4時間以内では完走できている。

今回はDNFや4時間オーバーを覚悟しての出走だったけど,少し希望が見えてきた。

身体は辛いけど,精神的には割と元気。

残り10km以降は,1kmごとに残りの距離のカウントダウンが表示される。

35km手前で折り返して,SGホールディングスグループ陸上競技場のエイドで近江牛のローストビーフをゲット。

周囲のランナーで近江牛をゲットしているのは自分だけだった。

もうあとは走るごとにゴールに近づいていくだけ。

腰回りが固まって下半身が動かなくなってきているけど,両腕を振って下半身を無理やり動かす。

残り距離と時間を計算。

5分/kmをキープすれば,3時間20分以内でいけそう。

走る前はもし完走できそうならサブ4できたらいいなと思っていたのに,サブ3.5が見えてきた。

とはいえ,下半身がどうにもこうにも動かなくなってきて,5分/kmキープも厳しくなってきている。

残り3kmが長い……。

周囲の他のランナーとの関係では,抜くのと抜かれるのが同じぐらいか?

いや,ちょっと抜かれるほうが多くなってきたか?

早くゴールしたいから必死に腕を振って下半身を動かそうとするけど,下半身はもう石のようになって動いてくれない。

烏丸半島に入り,残り1kmをきった。

しかし,なかなかゴールゲートが見えない,と思って右に曲がったら,すぐそこにゴールが。

最後,振り絞ってゴールゲートをくぐった。

 

 

もう少し続きます。